USB接続5V電源モジュールの制作

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前置きの本題。

USBから直接5Vを引っ張ってやれば完成なんだけど、芸がない。

そこで、パスコンなるものを導入してみる。

パスコンってのは、急激な電気の流れ込みを防いだり、逆に急激な電気の停止を緩やかにしたりする、緩衝材的な役割をするコンデンサ(だと思っている)。
要するに、パーツに対する「いたわり」。

普通、USBにはUSB機器を繋ぐ。
ゆえに、それなりの安定化回路が組み込まれているはずなので、別途パスコンは必要じゃないと思う。
#でもそれじゃ芸がない(2回目)。

コンデンサってのは、簡易蓄電装置で、蓄電量によって、導電性が変わる。
つまり、最初はドバドバ流れて、徐々に流れにくくなる。
逆に、電気の流れが無くなると、放電する。
だから、急激な電気流量の変化を穏やかにできるというわけ。

回路的には、並列回路になるよう入れてやればいい。
本来は、保護したいパーツにできるだけ近いところに入れてやる必要があるらしい。
あと、本当は、流したい電流・電圧とか変化の特性などを考慮して、コンデンサの容量を決定する必要があるらしいのだが、このあたりは適当に小容量のもので済ませている。
#極性ありコンデンサの方がいいかも知れないけど・・・あまり詳しくないので・・・

できたのもは、写真のとおり。

100302-210556.jpg
半田付け、雑。

100302-210649.jpg
ケーブル長過ぎ。

USBケーブルは4本から5本の線から出来ていて、電源線はうち2本という点に注意。
#ケータイ充電ケーブルなどはあらかじめ2本しか用意されていないものもある
どれが電源線かを調べる場合、直接PCに接続するのもいいが、データ回路を壊してしまうとイヤなので、別途電源用モジュール(100円ショップのものでもこういうのでもこんなものでも電源専用であればいいと思う)を用意するのが良い。
#まぁぶっちゃけ、大体赤が正極、黒が負極なんだけどな。

端子はブレッドボード(秋月で150円のもの)にぴったり刺さるように取り付けてある。
#電源用のラインに合わせようとしても難しいブレッドボードもあるけど、その辺は妥協して適当に。

2.0までのUSBでは、5V500mAの電源確保ができるのだけど、本来、500mAを確保するためには、何かデータ側の回路を必要とするらしく、確か最低100mAが保障範囲だった気がする。
#とはいえ、最近は何も言わず500mA提供してくれてるみたいだけど。
100mAでもLEDを光らせるには十分なので、簡単な電子回路を組んで遊ぶ分には全く問題ない。

こういうモジュールを用意しておけば、ミニノートPCの天板などにブレッドボードを張り付けちゃったりしておくだけで、いつでもどこでも遊べること請け合い。

100302-210816.jpg

パスコンの働きを有効にするために、回路を組み立てたあとUSB接続。
別解としては、USBケーブル上にスイッチを用意するってのもアリ。

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