「SEG CLIP」評価

これからSEG CLIPをはじめとするIOデータ製品を購入しようと考えてる方、購入してしまったけれど、なんだか動きがおかしいと感じているIOデータ製品ユーザの方々の参考になれば幸いである。
IOデータはこれらの問題を報告しても修正しないのだから。

ハンドルリークするSEG CLIP(2009/11/10公開のバージョン1.10)を起動しつづけると、どうなるか。
Thinkpad X41、Windows XP SP3で、GV-SC200を動かし、実際に確認してみる。
※因みに、ハンドルリークしないSEG CLIPはありません(IOデータ公式回答)。

前提:ネットワーク切断状態で、なるべく触らず放置しておくという条件でどれだけ動き続けることができるのか、果たして。


その1:再起動させるツールも使わない、真の起動(視聴)継続で、どんな問題が起こるかという確認。

  • 5/11 05:30 SEG CLIP 起動 視聴状態
  • 5/11 19:30 SEG CLIP 視聴状態 継続中 ハンドルカウント100,000超
  • 5/12 09:00 SEG CLIP 視聴状態 継続中 ハンドルカウント200,000超
  • 5/15 02:30 SEG CLIP 視聴状態 継続中 ハンドルカウント670,000超
  • 5/16 21:00 SEG CLIP 視聴状態 暴走継続中 &  SegClipのアプリケーションエラーを確認 ハンドルカウント969,620停止
    何らかの方法で状態を保存しようとしたが、スタートメニュー不安定でオペレーション障害発生のため、不可能。
    アプリケーションエラーの内容:OneSegPc.exe - アプリケーション エラー : "0x7c94100b"の命令が"0x00000034"のメモリを参照しました。メモリが"read"になることはできませんでした。プログラムを終了するには「OK」をクリックしてください。
    アプリケーションエラーダイアログでOKすると、OneSegPc.exeを終了させ、システムは安定した。
    #因みに、OneSegPc.exeはゾンビ化する場合があるので、常にOKするだけで安定状態に戻るとは限らない(はず)。

結論(にはちょっと早いけど):SegClipは1週間の連続視聴に耐えられず、アプリケーションエラーを発生させる。ハンドルカウントのみに依存しているのであれば、予想では3か月視聴できるはずだったのだが。
※3か月の根拠はhttp://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/ee787049.aspxにあるハンドルカウント限界値による。


その2:SEG CLIP本体を接続せず、OneSegPc.exeをタスクトレイに入れっぱなしでどうなるか。

※SEG CLIP視聴ソフトウェアは勝手にスタートアップに登録されるので、ログオンするだけでハンドルリーク。

  • 5/16 22:00 SEG CLIP 起動(OS起動と共に)
  • 5/20 05:00 SEG CLIP 起動継続中 ハンドルカウント約569,000 オペレーション障害無さそう
  • 5/21 09:00 SEG CLIP 起動継続中 ハンドルカウント770,000超 オペレーション障害無さそう
  • 5/22 17:00 SEG CLIP 起動継続中 ハンドルカウント999,850停止? オペレーション障害発生
    スタートメニュー操作難(右クリック不能・プログラム一覧表示できず)。
    イベントログ一覧の表示不良(アイコン表示できず)。
    もしかすると、タスクマネージャも表示不良かも。
    確認遅れたので、おそらく、既に数時間経過していたと思われる。
    アプリケーションエラーも発生していたらしい(内容は上記と同じ)
    処理遅延?により、アプリケーションエラーダイアログは、OSをサスペンド-再開時に表示。

結論:SEG CLIPはハードウェアを接続せず、視聴状態でなくても、システムへの悪影響を及ぼすことが確認できた。ハンドルカウントが1,000,000程度になると、悪影響の再現を確認できた。SEG CLIPを定期的に再起動をする場合は、1,000,000よりもはるかに小さいハンドルカウントを目安にすべきであるが、ゾンビ化した場合、対処は困難。まずは、スタートアップから削除すべき。


その3:1日2回30分ずつ録画予約による録画で何日録画し続けられるか。

06:00と18:00に開始し、30分間録画を毎日繰り返す。
#HDD空き容量に少し不安あり。

  • 5/25 05:00 SEG CLIP 起動(OS起動と共に)
  • 5/25 06:15 SEG CLIP 録画状態を確認 ハンドルカウントは既に10,000を突破
  • 5/27 08:15 SEG CLIP 起動継続中 ハンドルカウント370,000超 オペレーション障害無さそう メモリ使用量の少なさが気になる
  • 5/29 06:00 SEG CLIP 録画状態を確認 ハンドルカウント700,000超 オペレーション障害無さそう
  • 5/30 17:00 SEG CLIP 起動継続中 ハンドルカウント948,395 増加不安定 オペレーション障害再現
    アプリケーションエラーはまだ表示されていない。
    スタートメニュー等を操作すると、ハンドルカウントの増加を確認できることから、おそらく、システム全体のリソース解放を待たなければならないほどのリークになっていると思われる。
  • 5/30 18:05 SEG CLIP 録画開始せず
    これ以上状態保持しても無駄と判断し、ログオフ。
    ログオフすると、「Parser Error - Value creation failed '' at line 903」というダイアログ(プロセス不明)。
    しかも、再ログオンの画面に移行できず。
    残念ながらアプリケーションエラーのダイアログは表示されず。
    アプリケーションエラーはSEG CLIP起動状態のまま、大規模に画面書き換えを必要とするような状態が必要なのかも知れない。
  • その後 録画済みファイルの再生で、OneSegPc.exeのアプリケーションエラー発生(再現性不定)を確認。
    内容:エラー発生アプリケーション onesegpc.exe、バージョン 2.0.3.3777、エラー発生モジュール ntdll.dll、バージョン 5.1.2600.5755、エラー発生アドレス 0x0001b21a


ここで、ハンドルリークとシステム不安定(オペレーション障害)の間に関連があるかどうかを確認するため、前3回とは異なる、積極的な介入によって、短時間にハンドルを増やせるだけ増やしてみたいと思う。

その4:設定画面(ダイアログ)を表示し、閉じるだけで100くらいカウントアップするため、これを利用し、設定画面の連続開閉を行うことで、1,000,000カウントまで到達できるか確認する。

  • 6/23 20:00 ハンドルカウント52,000超 1時間で4万ちょっとカウントアップするので、明日の今頃まで待つことにする。因みに、もっと加速することも可能。
  • 6/23 21:00 ハンドルカウント75,000超 SEG CLIP視聴画面がチラついてスクリプトに不発の操作があったらしく停滞。加速も兼ねてスクリプト修正。前回の録画予約が残っているが、放置。
  • 6/24 03:00 ハンドルカウント300,000超 設定画面を表示する前に、「メモリが不足しています」のダイアログが表示されるが、OKしかできないのと、OKをすると設定画面が表示される(いくつかのタブがあるが、すべての表示がちゃんとできるのかは未確認)。タスクマネージャにおけるメモリ使用量は256MBほどに増加している(以前と比べても異常な数値)。
  • 6/24 13:00 ハンドルカウント700,000超 システムが重くなってきているらしく、スクリプトの待ち時間では設定画面が表示できずに、カウント増加ペースが鈍化。
  • 6/24 17:30 ハンドルカウント830,000超 システム不安定化、オペレーション障害(フォルダが見つからない、メモ帳などでメニューのドロップが利かないなど)発生。スクリプトが働きにくくなっている。

アプリケーションエラーは出ていないが、度重なる存在意義の無いメモリ不足ダイアログにより、SEG CLIP視聴ソフトに何らかの問題が発生していることは明らか。また、1時間ほど前から視聴ができていないらしいこと(番組表の更新が無い)が挙げられる。

結論:今回は、長時間起動が原因ではなく、システム不具合、視聴不能などの問題が発生しすることが確かめられた。

ハンドルカウントは900,000に及ばなかったが、ハンドルの先にあるものが、システムで限りのあるリソースである場合、それが枯渇して現象が発生すると考えるならば、他のソフトウェアでも取り合うことになるため、多くのソフトウェアを実行する環境では、ハンドルカウントが少なくなることは、自然なことかも知れない。
そういう意味で、ハンドルリークとシステム不具合の関連性は濃厚。

「メモリが不足しています」については、何のメモリ(物理?仮想?)なのか分からないが、何らかのメモリリークが発生していると考えられる。

また、今まではよくわからなかったが、どうやらSEG CLIP視聴ソフトは徐々にシステムの応答を遅くしているのではないかということも、実際に操作応答を確認することで明らかになってきた。

※今回の自動化には、UWSCを利用させていただいた。

なお、驚くほどのことではないが、現象が発生すると、システムのシャットダウン(再起動・ログオフ含む)もできない場合がある。
つまり、この現象が起きた後(あるいはその前)にSEG CLIP視聴ソフトやシステムの再起動を行おうとしても無駄な可能性がある。
#再起動できたとしても、再現可能状態に戻るだけではあるが。
再起動できなくなった場合、強制電源断しかないが、これにより、システムに損傷を与える可能性があり、つまり、
「SEG CLIPの使用でシステムに損傷をこうむる恐れがある」
と言える。


今後の評価実験の予定

  • 1日あたり24時間録画し続けたらどうなるか
    これはIOデータが言うところの「一般的」「想定内」の利用法に基づくと、1日で24時間録画なのでスタンバイも再起動もできませんから無しでOKですし、あとは、24時間放送休止しない局を選べばいいだけだと思うからです。
  • 定期的にデバイスを挿抜したらどうなるか
    デバイスドライバにも問題(ゾンビ化)があると考えています。
    #因みに、このゾンビ化についてもIOデータは再現できたにも関わらず放置。

近日中に再開予定延期。

続く(随時更新予定)。
関連記事はこちらから。

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