四捨五入では、0.4495→0.450(小数点下第3位に丸め)→0.45(小数点下第2位に丸め)→0.5(小数点下第1位に丸め)→1(整数に丸め)のように何度も丸めを行うことはご法度になっている。
0.4495→0.4(小数点下第1位に丸め)であり、0.5ではないし、まして1に丸められることはあってはいけない。
有と無、切り上げられる側と切り捨てられる側は平等でなければならないと考えると、多重丸めは不平等だと言える。
どちらに有利かはさておき、最初に挙げた例のように1になってしまっては、0.5505(=1-0.4495)の存在理由が否定されてしまう。
実は、多数決ってやつが、丸めによく似ていると、最近気づいた。
そして、日本の政治とか選挙が、多重丸めで成り立っていると、気付いた。