人というのは、ときに普通ならば作らないはずのものを作ってしまうのです。
事の発端は、Excelでファイルが開けない、無応答になるというものでした。
何回、何十回と体感するうちに、あ、これは無限待ちじゃないかと思うようになりました。
そして、ふとした閃きでLANケーブルを抜いた状態で、同じファイルを開くと・・・なんとストレスなく開けるじゃないですか。
ここで:
何らかのネットワークアクセスがあるのではと疑い、パケットとか調べちゃうのは、ネットワーク屋さん。
Excelファイルに何かよからぬリンクが無いか確認しちゃうのはプログラマ。
さて、私はというと・・・
ま、とりあえず、両方やろうとしましたし、なんとなく変なリンクも見つけはしましたが、それじゃなにも解決にならないと。
そういうExcelファイルにいつ遭遇するか分からないし、遭遇するたびに解析なんてしてる時間は勿体ない。
LANケーブル抜けば解決するなら、Excelファイルをローカルに持ってきてケーブル抜いて開けばいいと。
でもね、LANケーブルのコネクタって、あの爪って結構脆かったりするんです。そうでなくとも、デスクトップPCの裏に手をまわして抜くとか、隠れたところに置いてあるHUBから線を抜いてまた挿すとか、面倒だし、間違えて他の人のLANケーブル抜いたりしたらマズイわけですよ。
じゃぁ、ケーブル抜かずに、切断するには・・・スイッチ付ければいいって考えたわけです。
早速、4回路連動のスイッチを購入し、LANケーブルじゃないTELケーブルをはんだ付け。
RJ11コネクタを切り落として、RJ45コネクタにすれば、4芯ながらもLANケーブルの出来上がり。
100MbpsまではOKですので、ビジネス用途には十分です。
簡単にLANの切断ができるスイッチ付きLANケーブル、用途は・・・・ほとんどありません。
でも、例えばウィルス感染時に一瞬でLAN切断できるのは便利ですね。
#あまり機会が無いので、スイッチの存在を忘れてしまいそう・・・
ってことで、暫定対応の完了でございました。
-- 材料 --
4回路スイッチ:350円
LANケーブル延長コネクタ:300円
TELケーブル(5m):個人在庫
RJ45端子:個人在庫