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再現環境発見

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100%確実ではないけれども、再現させる方法だけは見つけたので。

Windows 7を起動して、評価に使用したExcel95ブックをExcel2007で開くだけ。

すると、再計算50%を過ぎたところあたりでExcelがエラー(動作を停止)を起こす。

ここら辺が微妙なんだけど、50%のときもあれば、そうでない場合もあり。

2回目には起こらないので、都度OS再起動が必要。

ところが、通常、プロセスの異常時には、「デバッグしますか?」のダイアログが出るのだけれど、このExcel2007は自動修復するのか、デバッガでアタッチするとプロセスが終了してしまう。

困ったことナリ。

デバッグモードでは再現したことがないので、あたりをつけようにも・・・

とりあえず全エクスポート関数の大部分をtry~catchで囲んでみたのだけれども、状況は好転せず。

できたと思ったら

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なんだか変。

Windows7やVistaで動作確認しようと、アドインを設定して、気を良くしてHLDIV(10,3)とかやるとExcel停止・・・
なんでやねん!

デバッグしようとしても痕跡なし。

じゃぁとVS2008からデバッグ実行すると、全く落ちず。
そうこうしてるうちにExcel停止が再現しなくなる。

なんだこりゃ?

評価結果の確認って

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重要。

でも、検算するのがとても大変なのは多桁演算の宿命。
だから、大体正しければいい、というものでもない。

除算の評価結果を見ていて、変なことに気付いた。

検算をするとどうもおかしい。

筆算してみても、自分が間違えてる可能性もある。

Windows付属の電卓はかなりの桁数計算できるが、それと比較すると、やはりどうも多桁計算側がおかしいようだ。

どうしましょ

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使用メモリ量と演算回数を削減したんだけど、Excel95落ちるようになっちゃいました・・・
多分、どこかで例外発生しているってことなんだろうけど。
おっかしいなぁ・・・って、よく見たら凡ミス。

直したら動くようにはなったけど、やはり重い。
#加算・減算だけでなく、内部で加算処理をしている乗算も重い場合がある。

リソース絡みだと思いたい。
Excel95のリソース制約は一番厳しいので、Excel95で動けばExcel2003でも動く。
#Excel2007からは別物だけど。

重すぎる加算減算

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なんか、すごく重い。

今のところ原因不明。

Excel95で桁数多い場合に発生中。

Excel2003では発生しないようだした。

Excel95では同じ計算でも発生するときと、しないときがあるようだ。

負ゼロ

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数としてはあってもいいんだけど、-0が返るパターンがあったので、符号補正を入れて修正。

別に、1文字2文字で困る文字数じゃないから放置してもいいんだけど、0と-0が違うかっていうと十進数演算の中では同じなので、だったら符号不要ということで。

多桁計算にも一応、四捨五入丸め処理を入れている。
というのは既出だが、Excelに文字数制限があるため。
つまり、表現上、数に制限が生まれるわけで、普通の有効桁と同じ扱いと思ってくれればいい。
除算した場合、循環小数なんかはその限界まで延びるのだけれど、そこで四捨五入が必要になる。
掛け算でも桁が多ければ丸める必要がある。

多桁数値と実数値

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多分、浮動小数点絡みだと思うんだけど、微妙に異なるらしい。

それも、Excelのバージョンによって、微妙さも違うときた。

これにより、計算結果を評価するのがとても面倒なんですが・・・

どうやって評価しようかと、そんなところで躓く。

因みに、やってびっくりしたのが、=1.5*1.3-1.95って計算、Excel95でやると、2.22E-16になるんだぜ・・・。

どうしてやろうか。
多桁乗算を使って、=VALUE(HLMLT(1.5,1.3))-1.95を計算すると、Excel95でも、0が返るんだけどな。

C/C++(非.NET)でHTTPSクライアントをつくるとき、OpenSSL使わなきゃできないと思い込んでいたんだけど、ことWindowsに関して言えば、OpenSSLをインストールしなくても、IEとかで普通にHTTPSアクセス出来てるので、単なる思い込みだった。

マルチプラットホーム対応するならば別だけど、Windows専用ならば、MSXMLを使えばできるっぽい。

Windows2000以降になるようだが、IServerXMLHTTPRequestなオブジェクトを使うと、HTTPSコンテンツを取得できたので、これは素敵過ぎる。

MSXMLを使う利点は、MSXMLに不具合があっても、WindowsUpdate(MicrosoftUpdate)で対応できる点。
#つまり、MSXMLを利用するアプリケーション開発側の対応は不要ということ。

一応、オレオレエンタープライズなオレオレワイルド証明書を使ってるこのブログサイト(https://blog.fne.jp)のコンテンツも取得できたので、こいつは使える。
#エンタープライズルート証明書のインストールは必要です(多分)。

乗算と除算、ずっと考えていた方法でできそうだったので、気合い入れて実装しちゃいました。

まだ評価していないけれど。
加算・減算・乗算・除算の4関数を軽く動作確認。
処理速度にはちょっと満足できないけれど、処理結果にはほぼ満足。

小数点以下数万桁の数に意味はあるのかと問われれば、あると答える根拠を持ち合わせているわけでは無い。
けれど、逆に本当に無視していい数なんてあってよいものかと考えたら、小数点以下数万桁でも無視するのは忍びない。
だから、できるだけ多くの桁を利用したい、そのための多桁計算関数。
そして、リソースを喰い尽くす罠。

さて、どのEditionに組み込んで、バージョンをいくつにするか、決めなきゃな。
とりあえず、今回はBasicEdition(有料版)かなぁ。

因みに、まだまだ追加予定の関数はありますよ。

よさげになった

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E(10のn乗)も処理できるようになったので、なかなか使えそうなものになった。

Longest.PNG

A2セルには「=-1.23456789012345E-21+123」と、普通に計算してみた。
当たり前だが、有効桁(Excelの場合15桁らしい)丸めで無視される大きさなので、A2セルの結果は123。

A1セルのHLADD(自作関数)ではちゃんと計算できている。
HLADDなら、小数点や符号を含みながらも、3万桁超(Excel2003以前は255桁)まで対応している。
因みに、E±9999まで入力可能にしたので、本来は文字列で指定した方がよいのだが。

残念なのは、まだ加算と減算しかできないってところか。

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