18きっぷではJR以外に乗れない。
当たり前である。
でも、JRと直通運転をしている路線もある。
そういう場合は、車内で切符を購入するか、境目となる駅で改札を出て別途購入ということになる。
#18きっぷに限ったことではないけれど。
あるいは、事前に切符を購入できる駅窓口で購入しておくという、準備万端な方法もあるが、今回は改札を出てみた。
のんびりとした移動だったからである。
伊豆急行の車種には様々なものがあるので、今回3回の乗車ですべて別の車種だった。
上の写真は初めに乗ったもの。
海側を見やすい構造になっている。
伊東駅。
午前9時。
伊東駅に到着する少し手前(熱海寄り)で4126で有名なハトヤが見えたりする。
ここから南は伊豆急行管轄になるので、伊東駅で降りた。
伊東駅まではJR東日本の管轄。
18きっぷで来れるのはここまで。
伊豆急行終点までの切符を購入する。
#伊東駅までならば、伊豆急行区間の切符もICカードで購入できる。
#切符購入は無理だけど、伊豆急行線各駅でもSuica乗車は可能。
そんなこんなで、伊豆急下田駅へ到着。
目的地はそこから徒歩数分のところ。
噂によると、我々はそこに到達する遥か以前より定められしメニューを食することになる、そんな決まりがあるらしい。
11時開店のはずが、ほぼ11時にも関わらず、先客あり。
店内は狭いけれど、10名以上は入れる。
店主は「はじめて?だったらミックス定食ね。」と、通常の飲食店ではありえない、発注選択権の無効化呪文を発する。
メニューはミックス定食だけではないのに。
単一メニューの店で、座ればそれが出てくるというシステムではなく、あくまで、基本はミックス定食、2回目からは自由というスタイル。
南伊豆までわざわざ来るのに事前学習なしというのも無いわけで、客はそれを期待しているし、成立しているのでアリ。
味噌汁(豚肉入り)配膳、おかわり自由。
メインのおかず(メンチカツやらから揚げやらのミックス+キャベツ&スパ)配膳。
カレー丼配膳。
※写真のマヨは恐らく業務用の1Lサイズ。
キャベツ、スパ、ごはん(カレー丼)はそれと発せずともお代わり盛られるシステム・・・なのだが、忙しい場合は、セルフもしくは、発しなければ盛られない。
#強制ではないので、おなかいっぱいならば断わることもできる。
量は、多分、多い。
#皿の大きさでそうでもないかな?と錯覚する。
そして、開店からそう時間が経っていないせいか、ごはんなどがアツアツ。
夏にアツアツは結構厳しい・・・
そのためか、思ったほどお代わりできずに、完食。
できれば、キャベツを多量に摂取したかったのだが・・・
味は、激ウマではないが、うまい。
定食屋の味。
キャベツは・・・上手に切れていないものもある。
値段相応と考えて良いと思う。
加えて、店主の口から発せられる言葉は、そこへ行ってしか味わえない趣。
ごちそうさまでした。
その後、下田観光もせず、重い腹を抱えて、伊豆急を戻ったというのが、俺のとんかつ一初体験であった。
コメントしちゃいなよ