要求フィルターの機能を追加したIISマネージャーで、要求フィルターの機能を開き、規則タブを選択後、操作ペインからフィルタリング規則の追加を選択すると、以下のようなダイアログが表示されます。
まず、名前を適当に付けます。
対象のHTTPヘッダー名を指定するのが妥当でしょう。
今回は、ヘッダーでフィルタしたいので、チェックボックスは無視します。
ヘッダーのスキャングリッドにHTTPヘッダー名を追加します。
適用先グリッドが問題です。
適用する対象の拡張子を指定する必要がありますが、必ず「.」から始まる必要があるようです。
「.」から開始していない場合、意味不明なダイアログが表示されます。
でも、そうすると、拡張子の無いURL、たとえば、/で終わるURLの場合に困ることになります。
個人的にうまくいったのは、「.」のみの指定する方法です。
しかし、「.」の指定だけでは、.htmlなどを指定したとはみなされませんので、「.html」等も別途指定する必要があるようです。
試した結果、「.*」はうまく働きません。
もしかすると正規表現を必要とするのかも知れません。
あとは文字列の拒否グリッドに拒否したいヘッダー値を指定します。
OKを押してダイアログを閉じれば設定完了となります。
たとえば、「User-Agent: Hoge」をフィルタ拒否したい場合、
- 名前:User-Agent
- ヘッダーのスキャン:User-Agent
- 適用先:.,.html
- 文字列の拒否:Hoge
などを指定すれば良いはずです。
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