多桁計算の必要性を考える

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ずっと考えていたけど、無いんですよね、必要な場面って。

今回組み込んだのは完全オリジナルな多桁計算C++クラス。
ま、オリジナルでなければ意味はそんなに無いわけですが。

実際、Excelによる32767文字制限(2007以降)が無ければ、もっと多くの桁数を計算できる能力を持ったクラスなのですよ。
#無限ではありませんが。

でも、そんな桁数を必要とする計算って、何かあったかと考えてみても、ちょっと思い当たらない。

たとえば、資産が1000兆を超えるような人で、1円単位まできっちり計算したい場合に最適とか。
・・・浮世離れしてるし、普通、そういうのは別々に計算するだろうから無いか。

恒星サイズと原子サイズも同じスケールでは語らないだろうし・・・

そう、大きな数と小さな数は、別々に計算するのが普通なんだよな。
だから、大きな数で語るときには小さい数を、小さい数で語るときは大きな数を忘れちゃいがち。

忘れないよう、同じ土俵で戦えるようにするべく、それを可能とするのが今回の関数のすごいところであり、無駄な部分でもあるわけだけれども。

現実の世界では、多分、7桁程度認識できれば足りる。
というか、現状そういうことで世界は成り立ってるはず。

実際に原子核のサイズを直感で認識できる人はそういないだろう。太陽の大きさも。
#頭ではその大きさを理解していても、超頑張ればもしかしたら原子って目視できるんじゃないかと思ってたりする人(俺)は直感で認識できてない。
#頭ではその大きさを理解していても、近くに行けば太陽だって喰えちゃうんじゃないかと思ってたりする人(俺は違う)は直感で認識できてない。
それは、実際に目にしているもののせいぜい7桁程度の範囲外、つまり桁はずれの存在だからだと思う。

7桁を超える計算が日常化したならば、そういう今まで範囲外だったものを認識できるようになるかも知れない。
そういう能力を早期獲得するためにご利用ください。ではダメか・・・ダメだな。

#現時点でまだ公開されていません。多分、月曜日あたりに公開されるんじゃないかと。

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